無我の境地
肯定

無我の境地

四国山地西部に位置する西日本最高峰

日本七霊山の1つ霊峰石鎚山は
神の宿る山として

かつては弘法大師空海も
修行したと伝えられている。

山頂への参道には
先代が1人1人手で持ち運んだ
3つのお鎖の架かった
険しい岩場をよじ登る。

この鎖にすがっている時こそが
あらゆる邪心を去り
ただ一筋に全身全霊をお鎖に任せる時

ただ

ひたすら上へ上へと身を運ぶ

上を見ると生を感じ

下を見ると死を感じる

自分を信じることしかできない

これこそが
無我の境地である。

この無我の境地を過ぎ
山頂に着いた時

人は初めてすがすがしい
境地となり心が鎮まる。

すなわち

鎮魂である。

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投稿者

高知県

コメント

  1. 自分を信じ前に進む。
    そしてそれが自信に変わるのですね。

  2. 安全を確認し自分を信じ1歩。
    1歩進み。
    また、1歩の繰り返しで成し遂げていくのですよね。

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