こんばんは、ネネです。
先週はW杯で皆さん日々熱かったでしょう。
私も必死で見ていて、ゴールが決まった時には、
「キャー!」って夜中にも関わらず、
大声で叫んでいました。
隣で寝ていた夫が起きてきて、
「お母さん、うるさいよー汗」と言われて、
私は試合に夢中だったせいもあり、
口悪く、「お前みたいな子供産んだ覚えないのにお母さんって呼ぶな!
黙っとけ!」って言ってしまい、
夫は朝早くから仕事に行って、疲れており、
明日も朝早くに仕事に行かなければならないのに、
エネルギーを奪うような『ネガティブ』なことをしてしまった時に、
あるドラマを思い出しました。
「優雅な友達」
という韓ドラなのですが、
50歳の会社で怒鳴られながら必死に働く旦那、
専業主婦の30歳になった可愛らしい奥様、
7歳の女の子の物語なのですが、
平凡な日常の中で、時々不安なことが起こり始めるのですね。
ネクタイの締め方を忘れたり、仕事のカバンを置いたまま家を出たり、
ズボンを履くのを忘れてパンツ一丁で外に出たり、自分の家がどこか忘れたり、、、
そう、認知症になってしまったのです。
奥様には黙って薬を貰ってダンスを習って対処をしようとするのですが、
ある日、奥様に花束のプレゼントをしようと帰ろうとしたとき、
ダンス教室の綺麗な先生に出くわし楽しそうに話しているところを奥様が見てしまい、
旦那を浮気だと勘違いして怒り狂って、
『ネガティブ』になってしまったのです。
その後、奥様が薬を見つけてしまい、
浮気の疑いは晴れ、ダンスの練習を見に行き、
頑張っている旦那の姿を見て奥様は涙を流しながら見ていました。
ダンスの練習から帰ってきた旦那に、ごめんなさいね、今日あなたの大好物を作ったのよ、
と謝る奥様に旦那が話があると言い、
ダンス教室の先生はお金持ちで綺麗で本当は付き合っているから別れてほしいと、
離婚を持ちかけたのですね。
溜めていた『ネガティブ』が形になってしまいそうな瞬間が来てしまったのです。
私の溜め始めたネガティブとそのシーンの形になりそうなネガティブを重ねた時に、
幼い頃の私が形にしてしまった『ネガティブ』も頭をよぎりました。
幼い頃に近所の子供たちにイジメにあい、
中学に入るまで友達が1人もいませんでした。
なので、楽しいとか、嬉しいとかの感情も無ければ、
ありがとうと言うこともありません。
そこから、ネガティブが形になり家出をして1人で暮らすようになり、
良い思い出がほとんど無く、
ネガティブが形になってからでは遅く、
離婚を切り出された奥様はそれを嘘だと知っているので、
旦那にそれでも私はあなたから離れませんと言い、
置き忘れた認知症の薬を旦那に渡して、
旦那の手を優しく握ったのです。
旦那は観念して正直に話し始め、
認知症が進めばそこら中に垂れ流しにするかもしれない、
1人で食事ができないかもしれない、お前のことも娘のことも忘れるかもしれない、
だから、お前はまだ若いから俺を捨てて幸せに生きてほしいと訴えました。
奥様は静かに背を向ける旦那の背中を優しく撫でながら、
あなたのことはあなたが私たちを忘れても、
私も娘も覚えているし、そばについているから大丈夫、
あなたは私が病気になったら私を捨てますか、
そう言ってくれたのですね。
意識があるうちは永遠と感謝を込めてありがとうを言おうと旦那は、
『ポジティブ』に決意しました。
私も夫にW杯の夜にネガティブなことをしたにも関わらず、
夫は暖かいスープを作ってくれて、
また、熱が出たら大変だからと、
私に身体を冷やさずに飲んで暖かく寝てと、
ひざ掛けを持ってきてくれて、
『ポジティブ』で返してくれたのです。
私は言語化し、
『ポジティブ』は『感謝する幸せ』だと、
自分軸を創りました。
幸福であるには、
どの時代で生きていても、
どこで生きるにしても、
ありがとうを見つけようとする精神を持つことであり、
視座が高い人は、
燃え盛る炎の中でも、
感謝の花を探すのです。
夫も奥様も炎がどれだけ熱いのかを知ようとせずに、
感謝の花を探していたのです。
その感謝の花はありがとうであり、
『ポジティブ』
な行動に変わるのです。
私は母親から食事を作ってもらったことはありませんでしたが、
私に料理を教えてくれて思い出の美味しい味を感じる嬉しさを
教えてくれた人もいました。
母親のように私を叱り教育してくれる人もたくさんいます。
寂しいと思った時に必ずそばで私の愚痴を聞いてくれて、
辛さを忘れさせてくれる人もいます。
生きていく中で、どれだけ感謝するだろうと分かりませんが、
虐待やイジメを無くし、
感謝することは幸せという自分軸を創った私にとって、
「ありがとう」
と感謝し続けるそんな毎日を送り、
皆さんにありがとうを送り、
皆さんもありがとうを見つけてほしいなと思っています。
最高のありがとうを言語化していきましょう。