新しい環境

新しい環境

人に感動を与えるこいのぼり

毎年五月になるとたくさんの
こいのぼりが泳ぎ出す。

この光景を始めてみた時、圧巻だった。
そしてめちゃくちゃ感動した。

息子が小学生の頃、河川敷でBBQをしている近くで
泳いでるこいのぼりを見て、
「わ~~~いっぱい泳いでる~」
って目をキラキラさせて見ていた。

何個あるかなって 笑。

実は、息子の端午の節句の時には、
兜の飾りだけ飾って、こいのぼりは1メートル程の小さい物だったから、
たくさん泳ぐいろんな色やいろんな形の
こいのぼりを見て喜んでたな。

こいのぼりは、子供が健やかに強くたくましく育ってほしい
と願いを込めて揚げられる。

1年に1回子供の成長を願って、毎年揚げる人が多いし、
子供が小さい時は喜んでくれる 笑。

ただ、子供が成長すると段々と姿を見なくなって、
いつのまにか忘れられてしまう。

子供が成長して揚げなくなったり、
環境が変わって、揚げる場所がなくなったこいのぼりが
もう一度息を吹き返して、元気に泳ぐ姿を見れるのは
毎年、揚げてきた人にとっても、嬉しいことなんじゃないかなぁ。

そして、そのこいのぼりを見て育った子供は
自分のこいのぼりがまた誰かの役に立つことや
たくさんの人に見てもらえて、たくさんの人に感動を与えられることは、
誇らしいことなんじゃないかと感じる。

以前友達が「うちのこいのぼり、あれやね!」
って嬉しそうに話してた事を思い出す。

ずっと子供を見守ってくれたこいのぼりが
元気に泳ぎながら、また人に元気と勇気を与えてくれることを願って。

今、眠ってるこいのぼりが、
次の世代に引き継がれて、息を吹き返すを待っていたり、
また別の誰かを笑顔にするために元気に泳ぐ日を楽しみにしてるのかも。

この光景は、こいのぼりを寄付する人、それを揚げてくれる人、写真をとる人、
たくさんの人の想いが込められたこいのぼり。

感動をありがとう。

今日も子供の成長を願って元気に泳いでるのかな。

報告する