イメージしよう✨
先日、久しぶりにトールペイントのレッスンへ。
先生は息子の幼稚園の時のママ友。
コロナでお休みだったり、
仕事でなかなか行けなくて、
1年ぶりくらいに筆を持った。
でも、やっぱり楽しい。
実は、私は絵心が全くない。
そう言うと、「うそでしょう?」
と言われるけど、ほんとの話 笑。
私の描いているのは、トールペイントの中でも
“ワンストローク”という技法。
平筆の両サイドに違う色の絵の具をつけて、
カーブさせたり、ゆらゆら揺らしたり、
回転させたりしながら綺麗なグラデーションに
なるように描いていく。
バラやチューリップ、いろんな花に、
葉っぱや葉脈をつけ、蝶 やトンボ、
いろんなものが描けるし、
木やガラス、缶、布、プラスチック、
絵の具の種類を変えればなんにでも描ける。
選ぶ色によって、シンプルにも華やかなにもなって、
世界に一つだけのものに変わっていく。
大きい物は太い筆で、小さい物は細い筆を使い分けて
1つ1つ色が重なってどんどんイメージした世界になっていく。
久しぶりで感覚が鈍っていた。
でもコツを教えてもらって意識すると、
不思議と綺麗にかけるようになってくる。
少しずつ感覚も戻ってくる。
少しずつ色が重なって、形になっていくと
嬉しくなってわくわくしてくる。
普段なら、少しバランスが崩れたり、
見本通りじゃなくても、
個性があっていいと言われるところだけど、
私は今、講師の資格を取るための試験の途中。
だから、見本通りに描けることが必要で、
バランスが大切。
1つ1つのバランスと、全体のバランス、
その両方を見ることが大切。
左右のバランスを見ながら、
筆を揺らしたり回転させて最後はスッと抜いていく。
最後に抜く時は習字ではらう時のように
スッと力を抜くと上手くいく。
講師であるママ友の筆は、
まるで魔法のように、ゆらゆら揺れたり、
回転したり滑らかに動いて、
綺麗なグラデーションになっていく。
あぁ、その魔法の手が欲しい 笑。
練習をしてると、夢中になってあっという間に
時間がたっていく。
さあ本番、集中して
花びらを重ねてバラが終わると、次は葉っぱと
どんどん色が増えて綺麗になっていくと
嬉しくなってテンションが上がってくる。
描く場所を確認しながら
全体のバランスを見ていく。
なるほど!!
ふと感じたのは、バランスが大切なのは
どんな事でも同じだということ。
少し離れたところから客観的に見れたら全体が見えるけど、
近くで見ていると、1つのことしか見えなくなる。
例えば、メイクも同じ。
アイブロウでまゆを描く時、右と左それぞれが綺麗に描けても
右は緩やかなカーブで優しいまゆ、
左は少し鋭角にきりっとカッコいいまゆ、
これだと、統一感が無くどんなイメージにしたいの伝わらない。
全体のイメージを見ながら、
優しいまゆにするのか、
かっこいいまゆに見せるのか、
右と左を合わせていく。
最終的にどんなイメージにしたいのか、
それをイメージする事が大切。
今はまだ夢の途中。
残り2つの課題を描き上げていこう。
私の修行は、まだまだ続いていく。。。