優しい2人の光
僕はこの世が優しい社会になっていくといいな。
と思って、日々いろんな人と触れています。
僕が学んできたことで、
それが役に立てるのか?
どうすればこの人を救えるのか?
そんなことを意識しながら、
毎日1人1人と向き合ってます。
そして、僕は少年サッカーの監督もしているのですが、
先日新しく1年生になったばかりの子が、
我がチームに入ってくれました。
子供たちは本当に喜んで、
わぁー!仲間が増えたー!!
これでまた新たにチームの仲間が1人
増えたわけです。
そして、ある練習日の終わり、
みんなが帰ってる中、その一年生が
ポツンと立っていたんです。
で、僕はどうした??
って聞くと、一緒に帰ってくれるって
いうから待っているんだと。
で、すぐにその子に向かって走ってきた。
よし!用意できたらから帰るよ!
って、6年生がその子連れて一緒に帰っていてんですね。
で、僕は聞いたんです。
「誰かに頼まれて一緒に帰るようにしてたの?」
すると、6年生は、
「いや、1人でいたから、可哀想だから、
一緒に帰ってあげようと思って。」
「おおおお!!お前、さすがやな!!
めっちゃ優しいやん!!すごいな!!」
っていうと、
照れた感じで、
笑いながらその子を引っ張りながら、
僕の方は見ずに、
「さようならー!!」
と言って走っていきました。
彼はとてもシャイで、自分から動く子ではなかったです。
それが6年生になった途端にそのように行動が変わり、そしてその子の優しさというものが見えました。
僕は本当に嬉しかったですし、
成長してきてるんだなって思いました。
なんか小さいことなんだけど、
これが優しい社会に繋がっていくんだなって、その子から教えてもらえました。
周りは暗くて光はちょっとした、
ナイターの残灯、でもその2人のところには何か暖かい光が照らされてるように見えました。