空気感
「言葉で伝える」
これは簡単なようで本当に難しい。
言語化の醍醐味とも言えるところですね。
英語だと一語の中に
一つしか意味が含まれないのに対して
日本語は多種多様な意味が無限に含まれます。
相手によって捉え方やニュアンスが変わっていくこともあるし
意味を履き違えられて
方向性が180度変わってしまうこともある。
例えば、子どもに勉強しなさいよ。
と伝えた時に
親としては子供の将来を考えて
困ったり不自由ない様にと思いやりも込めながら伝えたとしても
子どもがゲームをしてたりテレビを見ていた場合
今楽しい時間を過ごしていたのに邪魔された
という認識になってしまうんですね。
その時々の状況やタイミングなどで
プラスになるのか
マイナスになるのか大きく左右されるということです。
ただ、伝えないと伝わらないことばかりが
人間関係でありコミュニケーションの手段は
言葉しかありません。
言葉で伝える難しさの中には
「言葉+場を読み取る力」
が必要です。
相手にとって必要な言葉が分かれば
自分の伝えたいことも伝えられるし
相手が納得できる言葉を選ぶことが出来ます。
先ほどの例だと
子どもが好きなことに集中しているタイミングで
勉強しなさいね!
と言ってしまったが為に
邪魔されたという認識になってしまいましたが
これらを
一緒にご飯を食べてる最中や
学校で起きた出来事を真剣に聞いてあげてる時に
伝えたとしたら
また、子どもの捉え方は変わっているかもしれません。
真剣に話を聞いてくれる親の話は聞こう!と
耳を傾けてくれるかもしれませんし
家族みんなで楽しく食事をしてる最中であれば
そのまま楽しい気持ちで勉強に向かってくれるかもしれませんよね。
なので、
言葉+場を読み取る力は
「相手をどれだけ理解してるか」
ということがとても大切です。
相手の事を言語化できるようになると
場を読み取る力も付いてくると思いますよ。