両利き
昨日、ふと料理をしている時に、
そう言えば・・・と以前言われたことを思い出した。
私が当たり前にしていて、
みんなもやってるもんだと思ってた事を。。。
私はもともと「左利き」
でも今は「両利き」
今、皆さんの ??? がイメージ出来た 笑。
子供の頃、左でお箸を持って、食べていた。
左利きなら普通のことだけど 笑。
でも、学校へ行ったら、給食の時や大勢の人が集まる時、
腕がぶつかって食べにくいからと、
右でお箸を持つ訓練をした。
正確に言うと、させられた。
昔は右に直すことが多かったように思う。
人と違うことは良くない、という感じもあったのかも…。
今はそれも個性だからと、そのままの人が多いよね。
その訓練の一つとして、習字を習って
右手で書くことから始めた。
姉が習字に通っていたから、何の抵抗もなく始められた。
筆の最後の「払い」や「はね」は、左手では難しいから、
習字だけは右という人も多い気もする。
同時にお箸の綺麗な持ち方を覚えて、
保育園で小豆をお皿からお皿へ一粒ずつ摘んで移動させる練習していた。
つるつる滑る小豆はなかなか摘めなくて、上手く摘んだ時は、よし!!
って心の中で呟いてた事を思い出した。
多分、30粒位を左のお皿から右へ、右から左へ、
いわゆる、成功体験を繰り返していた。
その甲斐あって、今は私が左ききだと気づかない人が多い。
小学5年生の時、夏休みの工作を提出した時、
担任の先生にハサミで切るのが下手だと言われ
「いつもお母さんに切ってもらっていたのか?」
と聞かれた。
たまたま、その時は右手で切ることにチャレンジした時だった。
いつも左手で切っていて、左手で切った方がスムーズに切れて切りやすかったけど、
右手でも綺麗に切れたらいいな!って思って、
チャンレジしたから、切り口がギザギザだった 笑。
基本ハサミは右手用だからと…
でも、それからは、切りやすい左手で切るように。。。
だから、いろんなものを右と左で使い分けることができる。
例えば、ハサミは左手だけど、包丁を持つのは右手だったり、
ご飯をよそう時のしゃもじは左手で、料理をする時は右手。
時々、包丁を左手で持って違和感を感じて、
あっ!間違えた!!!なんてこともある 笑。
そして、料理をしていて、鍋やフライパンで具材を混ぜる時、
右手で混ぜていて、疲れたからと左手に持ち替えることがよくある。
というか、当たりまえにしていた。
ある時、友達が混ぜることに疲れたというから、
何気なく「じゃあ、左手に持ち替えたら」というと、
「え???」って不思議な目をされた。
「ん???」変なこと言ったのかと、
私が疲れた時は持ち替えることを伝えると、
「そんなことできない!!」って言われて、
そうなんだ!! そこで始めて、
私は左利きを右手も使えるように訓練したから出来るようになってたことに気づかされた!!!
自分の中の当たり前が、人とは違うことを
料理をしながら思い出していた。
だから、私は息子が生まれた時、
左利きだといいなって思っていた。
右手も使えるように訓練したら
両方使えて便利だから。。。
でも息子は、右利き。
まぁ、いいっかぁ 笑。